ご挨拶
みなさま
あけましておめでとうございます。
新型コロナに戦々恐々とさせられる特別な新年を迎えました。
みなさまはご無事でお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
日本双生児研究学会第35回学術講演会は、すでにご案内させていただきましたように、このような状況下のため、オンラインによる開催とすることにいたしました。
開催3週間前のご案内となってしまいましたが、このたびの学会に関するご案内をさせていただきます。
今回は「新型コロナ危機の中のふたご」をテーマに、本学会が日本多胎支援協会のご協力のもと、ウェブによるアンケート調査で集まった600を超えるご家庭からの回答をふまえたシンポジウムも予定しております。
webでの実施ですので 時間と場所を問わず、いつでも、どこからでもご自由に視聴できます。
視聴資格は特に設けておりませんので、参加登録をしてくださればどなたでもご視聴いただけます。
またプログラム・抄録集を事前にお送りいたします。
多数の方のご参加をお待ちしております。
令和3年1月4日
大会長 安藤寿康
日本双生児研究学会 第 35 回 学術講演会は下記の要領で開催いたします。
1.日程、開催方法、大会長、事務局
- テーマ
Twins in COVID19 crisis (新型コロナ危機の中のふたご) - 日程
2021年1月23日(土)9時30分~17時00分
(9:15から入室開始、9:25から進行説明と挨拶) - 開催方法
Zoomシステムによるリアルタイムの口頭発表を予定 - 大会長・事務局
安藤寿康(慶應義塾大学)(問い合わせ先 juko@biglobe.jp)
2.参加資格および参加費
- 参加資格
日本双生児研究学会会員の他、非会員、学生等、どなたでも参加できます。
ただし参加者を把握するため、以下のformに所定の事項をご登録ください。
第35回日本双生児研究学会学術講演会 参加登録用フォーム - 参加費
無料
3. 実施要領
- Zoomを用いてオンライン・リアルタイムで実施します。
Zoomの入り口は1月に送付されるニュースレターをご覧ください。
もしくは参加登録後にお問い合わせください。 - 発表の動画は録画し、2021年1月31日までオンデマンド公開します(詳細後日)。
リアルタイムでの参加ができなかったかたも、その期間、発表の当日と同じ画面を視聴できます。
ただしリアルタイムでの質疑応答は出来ません。9:15 zoomへの入室開始
9:25 進行説明と挨拶プログラム
9:15 zoomへの入室開始
9:25 進行説明と挨拶一般演題(1) 医学と分子遺伝学
[座長 横山美江 (大阪市立大学大学院看護学研究科)]9:30~9:45
【演題1】「心電図波形成分に及ぼす遺伝及び環境因子の寄与率」
森 早穂1・上田 宏達1・大阪ツインリサーチグループ2・渡邉 幹夫1,2
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体病態情報科学講座
2大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター9:45~10:00
【演題2】「双生児の脈圧及び平均血圧の遺伝率」
三輪千華1・冨澤理恵2・白井こころ1・磯博康・大阪ツインリサーチグループ2
1大阪大学大学院医学系研究科
2大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター10:00~10:15
【演題3】「日本人とハンガリー人データを用いた睡眠の質およびクロノタイプ決定因子の比較検討」
藤原萌子1,2,3・濱真奈美1・久保田智哉1・Helga Szabó4・Martina Mészáros 5・Ádám Tárnoki4・Dávid Tárnoki4・大阪大学ツインリサーチグループ6・
立花 直子2,3・高橋 正紀1,6・冨澤 理恵6・本多 智佳6
1大阪大学大学院医学系研究科生体病態情報科学講座
2大阪大学大学院医学系研究科睡眠医学講座・
3関西電力医学研究所睡眠医学研究部
4 Department of Radiology, Semmelweis University, Budapest, Hungary
5 Department of Pulmonology, Semmelweis University, Budapest, Hungary
6大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター10:15~10:30
【演題4】「DNAメチル化率差の経年変化」
瀧田尚子1・谷口純平1・田村夏子1・増田達郎2・上田宏達1・
大阪ツインリサーチグループ3・渡邉幹夫1,3
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体病態情報科学講座
2大阪大学再生誘導医学協働研究所
3大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター10:30~10:45
【演題5】「一卵性双生児ペア内のDNAメチル化レベル差の網羅的解析」
田村夏子 1・谷口純平1・瀧田尚子1・増田達郎2・上田宏達1・
大阪ツインリサーチグループ3・渡邉幹夫 1,3
1 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体病態情報科学講座
2 再生誘導医学協働研究所
3 大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター10:45~11:00 休憩
一般演題(2) 心理と社会
[座長 野嵜茉莉 (弘前大学教育学部)]11:00~11:15
【演題6】「多胎世帯の家計状況―多胎世帯における純貯蓄水準:第2報―」
松葉敬文 岐阜聖徳学園大学経済情報学部11:15~11:30
【演題7】「Bayley乳幼児発達検査での手の選択に与える遺伝および環境の影響」
鈴木国威1・安藤寿康2 1就実大学・2慶應義塾大学11:30~11:45
【演題8】「教育達成形成メカニズムの検討—行動遺伝学的アプローチを用いて」
中村聖1・敷島千鶴2・安藤寿康3
1北海道大学大学院・2帝京大学 3慶應義塾大学11:45~12:00
【演題9】「ふたごの生涯発達における個人志向的・主体志向的アプローチからの検討」
福島昌子1・鈴木むらさき2
1 福井大学大学院連合教職開発研究科 2 フリー写真家12:00~13:00 幹事会・休憩
13:00~13:30 総会13:30~14:30
奨励賞受賞記念講演
[司会 安藤寿康 (慶應義塾大学文学部)]「パーソナリティ特性と精神病理的な傾向の行動遺伝学」
高橋雄介 京都大学教育学研究科一般演題(3) 育児と社会支援
[座長 布施晴美 (十文字学園女子大学)]14:40~14:55
【演題10】「双胎妊娠期・双子育児期の母親におけるDistressに関する文献レビュー」
武内昌子1・朝澤恭子2
1 東京医療保健大学大学院修士課程 2 東京医療保健大学 准教授14:55~15:10
【演題11】「オンライン多胎ファミリークラスの効果と課題」
藤井美穂子1・石田弘子2・大石真弓1・段ノ上秀雄1・上松恵子1・小林郁代3・江戸佳央里3
1 和洋女子大学看護学部看護学科 2 日本赤十字看護大学大学院
3 市川市双子の会Four Little Cheeks15:10~15:25
【演題12】「未就学多胎児親の育児ストレスに影響する要因」
落合世津子1,4,5,6・山下典子2・新家静2・松本郁子3・本多智香4・冨澤理恵4・川見文紀5,8・立木茂雄7
1おおさか多胎ネット 2高槻市子ども保健課 3高槻市保健所
4大阪大学医学系研究科附属ツインリサーチセンター
5同志社大学大学院社会学研究科 6元平安女学院大学 7同志社大学
8日本学術振興会特別研究員15:30~16:55
シンポジウム
「新型コロナ禍のふたご/みつご子育て状況-学会アンケートから描きだされた危機」
安藤寿康1・布施晴美2, 3・糸井川誠子3,4・天羽千恵子3,5・藤澤啓子1・山形伸二6
1 慶應義塾大学文学部 2 十文字学園女子大学教育人文学部
3 一般社団法人日本多胎支援協会 4 NPO法人ぎふ多胎ネット
5 ひょうご多胎ネット 6 名古屋大学教育学部16:55~17:00
今期・次期大会長からの挨拶※本年度は懇親会は開催いたしません。