日本双生児研究学会 JSTS 公式ホームページ

日本双生児研究学会(JSTS:Japan Society for Twin Studies)公式ホームページ

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「新型コロナ禍の多胎子育て状況調査」結果のご報告

ドコモ市民活動団体助成事業で実施した「新型コロナ禍の多胎子育て状況調査」の結果が、以下のサイトで公開されていますので、ぜひご覧ください。

2021年度ドコモ市民活動団体助成事業 実態調査報告会 開催報告サイト
https://www.mcfund.or.jp/news/2022/001228.html

本調査の報告
発表動画

発表資料
https://www.mcfund.or.jp/news/pdf/jittai2021-04.pdf

報告書
https://www.mcfund.or.jp/news/pdf/jittai2021-04_02.pdf

安藤寿康   Juko Ando (Ph.D.)

 

 

「2020年新型コロナ禍のふたご子育て状況調査」結果報告

日本双生児学会では新型コロナ禍の渦中で過ごす多胎児の親御さんとお子さんのストレス状況を明らかにするため、日本多胎支援協会の協力を得て、ウェブによるアンケート調査を行いました。

新型コロナに見舞われた最初の年であった2020年の秋から年末にかけて実施されたその調査の結果報告を、こちらから順次お伝えします。

「2021年新型コロナ禍のふたご子育て状況調査」実施中

日本双生児研究学会第34回学術講演会が無事終了いたしました。

日本双生児研究学会の第34回学術講演会は、志村恵幹事(金沢大学)を大会長として、2020年1月11日(土)に石川県政記念しいのき迎賓館ガーデンルームを会場として開催され、61名の参加者を集め成功裏に終了しました。

一般演題11題をはじめ、弘前大学教育学部の野嵜茉莉講師による2018年度日本双生児研究学会奨励賞受賞講演「首都圏ふたごプロジェクトと私の10年」、金沢大学副学長・理事の柴田正良先生による特別講演「遺伝子編集時代の倫理 ―倫理的行為者としてのロボットの可能性から―」、および2019年4月に惜しまれつつも逝去された石川県立大学の大木秀一教授を追悼するシンポジウム「多胎家庭支援の諸相」と多彩なプログラムのもと熱心な議論がなされました。

特に、大木秀一教授追悼シンポジウムでは、志村恵幹事を司会に、布施晴美氏(十文字学園女子大学)、太田ひろみ氏(杏林大学)、伊藤節子氏(東京都荒川区子育て支援課)、糸井川誠子氏(ぎふ多胎ネット)、川上由枝氏(認定NPO法人おやこの広場あさがお)に登壇願い、全国レベルの中間支援団体による多胎家庭支援、大学と連携した多胎家庭支援、地方公共団体による先進的な支援事業、地域の多胎ネットによる複合的な多胎家庭支援、そして地域の子育て支援団体による多胎にも配慮した子育て支援等、さまざまなアクターによる子育て支援についての報告がなされ、地域格差のない妊娠期・出産期・育児期を通じた隙間のない支援の重要性を共有しました。

故大木教授は日本を代表する世界的な双生児研究者でしたが、多胎家庭支援活動にも積極的に参画され、研究者と当事者をつなぐ極めて重要な役割を果たしてこられました。
その意味でもこのシンポジウムは大木教授の遺志を継ぐ記念碑的なものとなりました。

日本双生児研究学会第33回学術講演会が無事終了いたしました

平成31年 1 月 12 日(土)大阪市立大学大学院看護学研究科にて、日本双生児研究学会第33回学術講演会が無事終了いたしました。当日は、学会員および学生43名、ふたごの当事者とご家族14名、および関係者を含め70名近くの方々にご参加いただきました。皆様、誠にありがとうございました。

教育講演では、2007年から当研究室と国際共同研究を実施しておりますヘルシンキ大学のKarri Silventoinen博士より、「The global obesity epidemic in the light of twin research」というタイトルでご講演いただきました。

「Karri Silventoinen博士」

本国際共同研究は、ヘルシンキ大学のみならず、スウェーデンのカロリンスカ研究所、イギリスのQueen Mary University of London、オランダのVrije Universityなど世界24か国の世界最大規模の国際双生児研究(CODATwins project)へと急速に発展しており、今後の発展が期待されております。

また、シンポジウムでは、「双子家庭における環境と遺伝」というテーマのもと、「家庭内の文化伝達―純粋に「環境」といえるか(慶応義塾大学 安藤先生)」、「双生児間の関係性と母親のストレスに関する研究(関西福祉科学大学 福田先生)」、「親のソーシャル・サポートと子どもの抑うつにおける遺伝と環境(千葉大学 田中先生)」からご講演をいただきました。

12題に及んだ一般演題は、多胎育児家庭への支援のみならず、双生児を用いた研究として腸内細菌叢と生活習慣、日本とハンガリーの骨密度の遺伝寄与率、視力と目の乾き感、霊長類の多胎育児など多岐に渡り、異なる分野の専門家同士の活発な意見交換もあり有意義な時間となりました。懇親会にも31名の方々にご参加いただき、交流を深めていただけたことと存じます。

このように学術講演会を無事に終えることができましたのは、ご参加の先生方や皆さまのお力添えのおかげよるものと感謝しております。この場をお借りしてお礼申し上げます。

日本双生児研究学会が、多くの学問分野において今後ますます発展することを祈念いたします。

第33回大会長
大阪市立大学大学院看護学研究科
横山美江